浴室ユニットが普及する以前は、アスファルト防水層用の床排水トラップ:T5Bを用い、現場で防水施工をした浴室を作り、その上に浴槽を置くという施工方法が一般的でした。床排水トラップ:T5Bは床スラブに埋め込まれ、排水横枝管は下階の天井を横引きして排水立て管に接続されています。築30年を超える高経年マンションでは漏水に端を発して、防水や雑排水管の更新工事が始まってきています。
Marta-1は、FRP防水による防水の改修および雑排水管の改修工事に適した床排水トラップです。FRP防水板に同じ材質のFRPを積層していくので、鋳物製の防水受けつばに積層するのに比べて、密着性が高く、確かな防水性能が確保できます。