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特集Vol.01-水廻りの悪臭・害虫対策について
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排水管を通して下水から上がってくる臭いを防ぐのが「排水トラップ」と言われるもので、排水管路の途中に水を溜め、その水(「封水」と言います)によって排水管内と室内を遮断している訳です。そうそう、洗面器の下に管を曲げたような構造のものが付いていますよネ。あれです。大便器にも洗濯機防水パンにも浴室にも台所流しにも、全ての排水器具にこの「排水トラップ」が付いています。構造はそれぞれ異なりますが、機能は同じです。
この溜められた水(封水)が無くなると、排水管内と室内が連通して、臭気が筒抜けになってしまいます。
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①
誘導サイホン作用
-排水管に水が流されると、その排水の体積分だけ排水管内の空気が押しのけられ、管内の空気圧力が変動します。この圧力変動で、排水管内が負圧(大気圧より低い圧力)になると、排水管に接続されている排水トラップの封水が排水管側へ引っ張られ、
封水がなくなってしまいます。
②
自己サイホン作用
-例えば、洗面器にいっぱい水を溜め、一気に栓を抜くと……。排水管が満流となり、サイホン力が発生し、排水トラップ内に残留すべき封水まで排水管側へ流下して、
封水がなくなってしまいます。
③
蒸発
-海外旅行などで長期間不在となり、排水器具を使用しないと、
封水が徐々に蒸発してなくなってしまいます。
季節によって異なりますが、1ヶ月で封水の半分程度がなくなることもあります。賃貸住宅で長期間空き部屋となっている場合にも注意が必要です。
①誘導サイホン作用は排水管内の空気圧力の変動を如何に少なくするかがポイント。設計の際にはその点を考慮して適切な空気の
逃がし管(通気管)を設けたり、管のサイズを一回り太くしたり、実験的に検証された性能の良いシステムを使用
したりします。従って、これらの点に着目して、対策を施します。
②管内面にゴミや油脂分などが付着し、管が細くなったりするのも、管内の空気圧力変動を大きくする原因です。
排水管は
定期的な清掃が必須
です。
③蒸発の対策は、
閉止ふたや蒸発防止剤(ピュアブロック)
を投入することです。
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